肥満治療って効果あるの どんなことをするの

病院で受ける肥満治療ってどういうもの

軽肥満の場合、病院では運動と食事療法を説明し、気を付けるようにアドバイスをする程度です。軽肥満は生活習慣を改善するだけで何とかなりものだから。ですが、そこから症状が進んでしまって肥満になった場合、その症状に応じて食欲抑制剤や血流をよくする薬が処方されます。運動については、医師によって説明の仕方がさまざまで、口頭で説明する場合が多いようです。リハビリ室があるところでは、理学療法士が丁寧に指導してくれる場合もあります。ですが、やはり自己管理が大切。運動と食事で、改善できるところは改善していきましょう。

運動に大敵の病気は要注意

心臓病や難病など、運動にドクターストップがかかる場合があります。病気だけではありません。関節の劣化による傷みやケガなど、運動することで悪化することがあるので要注意です。医師の指示に従いながら、症状が落ち着くまで食事制限に徹しましょう。もしも無理な運動をしてしまうと、心臓病や難病の場合は命にかかわる重篤な問題にもなりかねません。また、食事制限で体の状態が良くなり、軽度の運動を許可してもらえることもよくあるので、無理なく続けていきましょう。

食事療法「BOOCS」は「一日一快食」ダイエット

脳科学を利用した「BOOKS」という食事療法をご存知ですか。これは、九州大学名誉教授・藤野武彦氏が、「脳疲労」の研究を肥満治療に応用したものです。1日に1回だけ「快食」し、好きなものを好きなだけ食べるというもの。快食は朝・昼・夜のどの食事でもいいのですが、夜を快食とする人が多いです。何を食べてもいいですが、快食には一つだけ条件があります。それは「よく噛む」ということ。飲み込むように勢いよく好きなだけ食べてしまうと急激に血糖値が上昇して危険なので、ゆっくり時間をかけて「よく噛む」ことが大事。他の2食は軽く食べ、カロリーは200~250kcal程度に抑えるんですが、快食を楽しみにすることで慣れてしまうんです。間食したくて我慢したものは、快食の時間に食べることができます。食べたいものを好きなだけ食べることは「禁止することを禁止する」脳科学が基本。続けることで食事量が正常値になっていき、肥満の原因を根本から改善して、心身ともに健康になる食事療法。1ヶ月に1kg、12ヶ月で12kgの減量を目安に進めていく事が理想だそうです。

肥満治療は溜まった脂肪を手術や投薬で除去する行為を指しますが、過食や運動不足などの原因を放置するとすぐに肥満の状態に戻ってしまいます。治療だけではなく、生活の中で問題を解消することが大切です。